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保険診療と顎変形症

保険診療が可能な顎変形症、ところで顎変形症とはどのような病気でしょうか。

保険診療と顎変形症

顎変形症とは、上顎骨と下顎骨の3次元的な位置関係が大きくずれてしまっている症例で、食べ物をうまく噛みことができない、発音に支障をきたす、顎の関節が痛んだり、音がしたりする、といった症例が見られます。

この場合、外科手術によって顎骨の移動が必要とされる場合があるのです。

顎変形症の矯正治療の流れは顎を移動する外科手術が加わること以外には、一般的な矯正治療の手順と大きく変わることはありません。

ただし矯正治療には少し制約があり、通常、矯正治療でよく用いられる透明な矯正装置は用いることが出来ず、金属性のものを用いることになります。

こうした手術と治療を受けた場合、治療期間や利用する装置等によっても異なってきますが、矯正治療費としてかかる費用はおおむね約30万円前後であることが多いようです。

そして外科手術を行う大学病院などに支払う手術費用や入院費用で約20万円前後かかることが多いようです。

この手術費用+入院費用は、高額療養費の対象となり1ヶ月の医療費自己負担分が、一般所得者の場合には72,300円、基礎控除後の所得が670万円を超える上位所得者の場合には、139,800円を超えると、超えた分が保険組合から返還されます。

これには患者自身の申請が必要ですので注意しましょう。

この結果、一般所得者が外科矯正を行った場合、手術+入院費は70,240円となり、矯正治療費をあわせた総額はおおむね40万円前後ということになります。

顎変形症の治療を行う場合には、手術を行う大学病院、矯正治療を行う矯正歯科医院の両方から、詳細な治療計画の説明、予想される治療期間、治療費用などについて、よく説明を聞いておく必要があります。

もちろん、最初の初診段階から、患者によくわかるように説明がなされますし、治療の方法についてもいくつかの提案がなされるでしょう。

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